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360万パワー

1977年生まれ

クリップオンストロボをリングライトにするディフューザーのレビュー

クリップオンストロボをリングライトのように使えるディフューザーが話題です。

クリップオンストロボがリングストロボに - デジカメ Watch

本家ラウンドフラッシュが上陸したから、なのですが、私は中国製のパチものを一年くらい前から使っています。 ラウンドフラッシュは直販しかなく、買うのが面倒たし、パチものは半分くらいの値段で手に入り安かったからです。

リングストロボソフトボックスタイプ

リングストロボソフトボックスタイプ

さて、どんな感じに撮れるのか?使い勝手はどうなのか?気になる方も多いので、私なりレビュー的なことを書きたいと思います。

どんな商品?

ドーナツ状のディフューザーで、真ん中にレンズを通す事でストロボをリングライトのように発行させます。

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中は銀レフみたいな素材で、光が回るようになっています。 ちゃんと全体に光が回るのか?気になると思いますが、これがまた上手いこと回るのです。 ただ、中が銀レフのようになっているので、色温度が変わります。

リングライトになると

そもそもリングライトってなんぞや?という話ですが、ドーナツ状の発行部の真ん中にレンズを通すライティング用品です。 業務用の大きなフラッシュや蛍光灯、LEDなど様々です。

リングライトを使った撮影を無影撮影なんていうことがあるのですが、文字通り影が出ない、出にくいライティングです。 普通、クリップオンストロボはカメラの頭に付けますが、光る部分が一箇所なので、反対側に影が出来ます。

リングライトはレンズの周りをぐるっとドーナツ状に光るので、リングライト上にある任意の点とレンズの光軸を通る点はどちらも必ず光っているため、影が出来ません。

また、光る部分が広いので光が柔らかくなる事が期待できます。

こんな感じに写る

上はストロボを直接あてたもの、下が話題のリングライト状のディフューザーを使ったものです。

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上は花瓶と薔薇の影が出来ていますが、下のリングライトディフューザーにはそれがありません。これがリングライトの特徴です。

また、ポートレートでは目にキャッチライトが入ります。 下の写真は50mmで、縦位置で上半身を撮影した時のキャッチライトの大きさです。 バストアップだとかなり大きなキャッチライトが入ります。

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デメリット

のっぺりする

影が出来ないのはメリットでもデメリットてもあります。 陰影がないというのは、立体感に乏しいとも言えます。 プリクラは画像処理で顔をツルツルにする以前からライティングにより影をなくし、ツルツルにしていました。 リングライトの用途として、ポートレートを考えている方は多いと思いますが、気に留めた方がいいかと思います。

発光ロスが多い

感度、絞り、シャッタースピードは同じですが、直射はクリップオンの出力を1/64、リングライトディフューザーは1/4にしています。 直射と比べるとずいぶんロスしています。 絞りを開けやすいと肯定的に捉えることもできますが、暗いところでも撮ることがクリップオンストロボの目的だと考えると、デメリットでしょう。 また、ポートレートに関しては、発光ロスが多いため、定常光や他のストロボで補うことになるので、ノッペリとした感じにはなりにくいという面もあります。

意外と嵩張る

使う状態はかなり大きいのですが、レフ板のようにたたむことも出来ます。 出来るけど、レフ板のようにぺったんこにはなりません。 それなりに厚みがあります。

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クリップオンストロボ用のディフューザーとしてはかなり嵩張ります。 ランベンシーと同じくらい嵩張ります。これも好きなディフューザーです。

蹴られる

広角なら蹴られますが、全長の長いズームレンズなら広角端でもいけるかもしれませんが、手持ちの標準ズームの広角端はどれも蹴られました。

単焦点なら50mmならf1.8のコンパクトなやつでもほぼ蹴られません。ただし、傾けると蹴られます。 35mmはf1.4のような全長が長いものは大丈夫です。f2のようなコンパクトなやつは厳しいです。

標準ズームの35mmあたりはフルサイズ用のものなら大丈夫ですが、APS-C用は厳しいと思います(APS-C用の標準ズームを持っていないので未確認)。

ミラーレスはほとんど持っていないのでわかりませんが、リコーのGXRに換算50mmのユニットを付けた時、ディフューザーに押し付けるようにして蹴られずに使えました。

ディフューザーは17センチくらいの厚みなので、手持ちのレンズの前玉がどこまで埋もれるのか想像すると、蹴られるか蹴られないか、だいたいわかるかと思います。

クリップオンストロボはヘッドが小さいものは使いにくい。手持ちではニコンのSB-800がヘッドが小さいので中国のyongnuoを使っています。 値段の割にはしっかりしていて、ちゃんと光ります。

最後に

デメリットばかり書きましたが、現在のところ他に代替出来るものがないので、リングライト状のものを使って撮りたいなら迷わずに買って後悔しないでしょう。