360万パワー

1977年生まれ

カメラが先かフィルムが先かは明らか

NATURA CLASSICAの製造再開、継続を求める署名運動に参加しました。

これを見て知ったのですがNATURA CLASSICA(フィルムカメラ)の製造再開、継続を求める署名運動がクソだと思っています。

というのは、現在使えるフィルムカメラは十分すぎるほどあるから。

ということで、これからも十分使えるオススメのフィルムカメラを挙げます。

あと100年くらい使えそうなおすすめフィルムカメラ

ライカM3

定番のライカ、M3です。 壊れる部分、消耗する部分、経年劣化するのはファインダーのハーフミラー、ファインダーのバルサム切れ、シャッターリボン、シャッター幕、などが考えられます。 これらはM3に限らないのですが、なんとかなるでしょう。 これらを交換・整備できる人は沢山いるので、気にすることありません。

M3じゃなくてM2でも同じですし、バルナックライカでも構いません。ただ、バルナックライカは好き嫌いが別れるので、今ならM3かM2かなぁと思います。

ローライフレックス

ローライフレックスというか、二眼レフ全般は壊れにくいし、壊れてもわりと簡単に直せます。 ライカと二眼レフはシャッターの構造が異なるのですが、二眼レフで使われているレンズシャッターの方が壊れにくいし、壊れても直しやすい。 二眼レフは壊れるとするとグリスが硬くなるとか、バネが弱くなるとか、そんな程度。 あとは、他に必要なのは外装の板金くらいです。

ローライフレックスにも色々な種類がありますが、露出計以外のメカニカルは余裕であと100年使えます。

ローライ35

ローライ35たまゆらというアニメの主人公が使っているカメラで、その後人気が出るのかなぁと思ったけれど、たいして人気が出ませんでした。 たいして人気がでないというか、それ以前から人気を上回ることはなかったという感じ。

ローライ35はいくつかレンズの種類がありますが、なんといってもテッサーが素晴らしいので、今から買うならテッサー一択です。 一眼レフ用のパンケーキレンズにもテッサーは使われていますが、ローライ35のテッサーを超えるものはないでしょう。 たまゆらの主人公はゾナーだった気がしますが、テッサーと比べると面白みにかけるのでテッサーが付いているものをオススメします。

ニコンNEW FM2

ニコンの一眼レフはメカニカルシャッターならあと100年くらいは使えると思うのでNEW FM2以外のなんでも構いませんが、有名なFM2にしておきます。 FはF2以降と比べると感触はそれほどでもないし、F2はFM2と比べると大きくて重いし、となるとFM2かなぁというくらいです。 FGとかでも構いませんし、一眼レフじゃないけど感触だけならニコノスIVは重さを除けばライカを上回ると思うし、FM2じゃなくてもなんでも構いません。

一眼レフはレンジファインダー二眼レフと違い、ファインダープリズムやミラーが腐食する恐れがあるため、100年使えるかどうかはちょっと怪しいけれど、あと30年くらいは使えるでしょう。

まとめ

これらの他に、100年くらい使えそうなカメラは沢山ありますが、共通することは電池が不要なことです。

NATURA CLASSICAはフィルムがあっても電池がなくなったら使えません。 壊れてなくても、直せるとしても、NATURA CLASSICAは電池がないと使えないカメラです。 カメラがなくなったら、今度は電池の製造継続を求めて署名活動をするのでしょうか?

カメラより電池よりも大切なことはフィルムがあるのかどうかです。

あと100年使えるカメラは十分にありますが、フィルムがなくなればカメラの限界とか寿命とか関係なく、そこで終わりです。

フィルムがなくなるか、カメラがなくなるか、どちらが先になくなるかは明白です。フィルムカメラの製造を求める署名を集める意味が私にはわかりません。