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360万パワー

1977年生まれ

コミケとコスプレと露出とその矛盾

togetter.com

全然まとまっていない、何をまとめたいのかよくわからないので、私なりに露出とコミケとコスプレについて知っていることを書きます。

コミケコスプレイヤーの交流の場でもある

そもそもの疑問はコミケでコスプレする理由ってなんなの?ってのがあると思います。その理由の1つはコミケは全国から人が集まるから。コミケは全国から人が集まるので、レイヤーの交流の場として使われています。

レイヤーにとって、お盆休みやお正月休みに行われる同窓会みたいなものなんです。

なので、コミケでコスプレをしているからといって、自分が可愛くて見てもらいたいと思っている!というわけではありません。

コミケは宣伝の場でもある

コミケは全国からレイヤーが集まる場ですが、全国から集まるのはレイヤーだけではありません。 カメコも集まります。

コミケでも販売されていますが、コスプレROMというのがあります。コスプレの写真を集めたものです。コスプレROMを販売しれいるレイヤーが知名度を上げるため、宣伝のために目を引くコス、肌の露出が多いコスプレを行うというパターン。 ROMだけでなく撮影会のモデルをやっている方もいて、営業の場として使われていることは否定できません。

コミケの露出レイヤーの多くがROMレイヤーだと思います。

とられた

営利目的ではなく、単純に見られるのが好き、露出が好き、チヤホヤされたい、というレイヤーもいます。 コスプレ界隈では「とられた」と呼ばれるタイプです。 「撮られた!」ことが嬉しく、だんだんとエスカレートして露出に至る、というレイヤーです。「とられた」はチヤホヤされるのが好きなので、人が集まるコミケは外せません。

コミケはネットメディアの取材も多く、「とられた」にとって、それもプラスです。

ただし、露出好きレイヤーの中にはお金もとらず、ひと目にも触れず、貸し切りスタジオで淡々と撮影する、「とられた」と正反対のタイプも少なくありません。 肌色多めだからといって「とられた」ではないので、これからコスプレカメコデビューを考えている方は接し方を間違えないようにしましょう。

なぜレイヤーがレイヤーを攻撃するのか

露出コスを批判しているのはレイヤーが多い、という印象を持った方は少なくないようです。 レイヤーがレイヤーを攻撃する理由の1つは、コスプレは嫌いな人もいるから隠れてやるもの、という意識が根強いから。隠れてやるべきコスプレを、目立つコミケでしかも露出なんてもってのほか!という事です。

露出の他に、血糊、BLなどは貸し切りスタジオなど、人の目に触れない場でやるのが一般的です。コスプレ界隈が共有しているであろうマナーを外れるため攻撃する、という構図です。

また、コスプレというと露出!レイヤーは自分大好き!みたいなステレオタイプなイメージが定着するのでは?という懸念から攻撃するケースもあります。

コスプレを楽しむレイヤーはとなコスに行く

コミケはネタ的なコスプレが多く集まる一方で、コスプレ界隈で現在人気のある「うたプリ」のような男装は他のコスプレイベントと比較すると割合がかなり少ないと思います。 コミケのコスプレはお祭り的に捉えている方が多いため、ネタ的なコスを楽しむ方も少なくありませんが、となコスはコミケの隣で日程も同じということで、コスプレを楽しみつつ交流も楽しむ、という方が多いようです。

こちらは、一般的なコスプレイベントと同じルールなので、勝手に撮られる、ローアングラーなどの心配もありません。

となコスに行くレイヤーは、コミケのコスプレに関しては我関せず、という方が多いような印象があります。コミケでコスプレをする、コスプレをしたいレイヤーが問題視しているようです。

コスプレの矛盾

コスプレを大雑把に定義すると「マンガやアニメなどのキャラクターになりきるもの」となるでしょう。しかし、キャラクターになりきってコスプレ中の会話で声真似をしたり、キャラクター特有の語尾を使って会話する、というレイヤーはごくごく少数で、ほとんどいません。

コンプレックスエイジの主人公である渚は声真似はわかりませんが、語尾は真似ています。コンプレックスエイジはレイヤーをえぐるリアリティがありますが、この点においてはリアリティよりも作品上の演出が強く出ています。

コンプレックス・エイジ(5)

コンプレックス・エイジ(5)

見た目だけでなくキャラクターの性格を真似るコスプレを「なりきり」と呼びます。基本的に「なりきり」が好きなレイヤーは多くはありません。恐らく「なりきり」は嫌い、というレイヤーが圧倒的でしょう。コスプレでどこまでなりきるか、という線引をすると見た目で留まるレイヤーが9割9分だと思います。

一方で、見た目だけ真似たコスは許せない!というレイヤーも一部ですがいます。アイドルの格好をしたいだけで、人気の作品だからというだけで、作品やキャラクターに対する愛が足りない!という批判です。

「着ただけ」と呼ばれることがある、そういったレイヤーの批判をするのが「なりきり」レイヤーかというと、そんなことはなく、見た目で留まるコスのレイヤーが多数で、矛盾を感じます。

キャラクターへの愛が分水嶺を超えてコスプレとして表出した、というケースは少ないと思うので、はたして「着ただけ」が批判されるべきなのか私自身は疑問があります。

隠れることから生じる矛盾

コスプレは隠れてやるもの、目立つコスによってステレオタイプなイメージを持たれやすい、という構造上の矛盾が生じます。

コスプレに対する偏見をなくすためには、どんな風にコスプレを楽しんでいるのか、多くの人に知ってもらうことが必要でしょう。

偏見と戦い導くジャンヌ・ダルクのようなレイヤーの登場を待っていたら、うしじまいい肉の登場で状況がかえって悪化した感もありますが、うしじまいい肉はレイヤーからの支持もそれなりにあるので、コスプレ界隈は一枚岩ではなく、楽しみ方は十人十色です。

まとめ

コミケでなぜ露出するのかというと、注目されたいというレイヤーが大多数でしょう。 注目されROMを売りたい、有料撮影会に来てもらいたい、チヤホヤしてほしい、などの理由から耳目を集めたいという方が大半でしょう。

それを否定的に捉えるレイヤーも嫉妬とは別の理由があります。

コスプレに関して主語大きすぎ問題のまま語られることが多いことはご留意いただきたいところです。