読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

360万パワー

1977年生まれ

ブレンディのCMに対する感想の感想

AGFやCM製作者が謝罪したわけでもなく、果たして炎上なのかも疑問がありますが、ブコメを見ても嫌悪を持つ人が沢山いるようです。 私は全然です。明らかに胸が大きい女性をキャスティングすることを嫌悪するならわからなくもないのですが、あとはよくわかりません。

そもそも生徒と教職員は対等な関係ではなくて、校長に鼻輪がないことから明らかに人間と家畜の関係です。なので、家畜というシステムそのものが野蛮だと考えている人は嫌悪を持つのも当然かもしれません。あとは卑しい家畜を人間様が演じるなんて不届きだ!とか。

他には、普段見えない、気にすることがない、知るひつようもない畜産のシステムを想起させられて気持ち悪いとか。 もっと言えば、スーパーに並んでいる精肉を見ても性別もわからなければ顔もわからないし想像もしてきませんでした。

しかし、このブレンディのネットCMを見てしまったがために、家畜を人間が演じたためにパックに詰められたもも肉にもバラ肉にもかつて顔がついていたことを想像してしまい、肉が買えなくなって不愉快だ!なんて意見があれば、それはわかります。

畜産農家をバカにしていて不愉快、ってのもあるでしょう。

共感への同調

ところで、創作作品の評価で「感動した」「泣けた」「共感した」、とかありますが、私はそういったのが嫌いです。映画のCMで見た人の感想を次々につなげるやつがありますが、そこに「共感した!」なんて言われたら気持ち悪くてしかたがありません。

ガッチャマンクラウズ インサイト」は共感への安易な同調を否定的に扱いました。そしてインサイトは特に炎上も大きな批判の流れもないようなので、共感の同調についてはよろしくない、一方的に進めばガッチャマンのようなディストピアが訪れる可能性も感じたのではないかと思います。

つまり、共感するのは構わないのですが、大本営発表たる企業CMで「共感した!」なんて同調を促すかのように言われたら炎上してしかるべきではないかと思います。

実際には炎上もせず、当たり前のように受け入れられています。 汗をかいて臭って感じが悪いから対策しましょう ヒザが痛いと楽しくないけど、ヒザが痛くなくなれば旅行も楽しめます 車が大きいと家族全員がリラックスして楽しめます とか、基本的にCMはそんなのばっかりです。

男性性、女性性への同調を促すようなものも沢山ありますが、特に問題視されることもないような気がします。

CMとして

ブレンディのネットCMに戻ると、共感できないところにこそ今回のネットCMに意味があるんじゃないかと思うのです。共感できないせいで、売上につながらないとしても。

CMは売上につながれば官軍で、そうでなければ賊軍なんだとは思いますが、それは売る側の理論で見る側の理論ではありません。なのでCMとして体をなしていない、という批判もよく意味がわかりません。AGF、ブレンディが大好きだからこそ残念に思う、みたいな気持ちはわかりますが、正直自分のお金が関係するわけじゃないのに他所様のCMの心配なんてする必要ないでしょう。

最後に

インスタントコーヒーはAGFの製品を買うことが多いです。牛乳も好きです。その辺の違いも受け止め方の違いに出てくるのかもしれませんが、一連のブコメなどを見ていてもよくわかりませんでした。