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360万パワー

1977年生まれ

予め抗議を予想していればよかったのか

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写真では韓国人写真家がニコンのギャラリーで展示する予定だったけど、抗議にあいニコンは中止したことがありました。 割と最近の事なので覚えている方も多いでしょう。 なぜ抗議をされたかというと写真がかつての慰安婦を撮ったもので、誰に抗議されたかというとネトウヨと呼ばれる人たちでしょう。

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抗議を受けニコンは写真展の中止を選び、その後裁判で負けました。 中止したことでニコンは抗議され、批判されましたし裁判にも負け、踏んだり蹴ったりです。 触らぬ神に祟りなしで、始めからニコンはギャラリーでの展示を受けなきゃよかったかもしれません。

ところで、ギャラリーでの展示はどこでも多かれ少なかれ審査があります。ニコンなど、メーカーのギャラリーは無料で展示できる事が多いと思いますが、その分使いたい人も沢山います。多くの人に見てもらえる上、有名なギャラリーであれば展示に箔が付きます。希望者が多く全員に使ってもらえないため、展示内容についてポートフォリオを作ってプレゼンし、審査を行います。

ニコンはこの時点でリジェクトしていれば問題にならなかったと思います。知られないから。

もしかしたらニコンは写真の評価とは別のところで賛否が分かれる展示は今後は行わないかもしれません。ニコンがどう考えているかわかりませんが、面倒事に巻き込まれるのは御免だと考えているギャラリーはあるでしょう。同じように考える本屋もあるでしょう。

表現する人ではなく、表現を扱う側が抗議が起こる前からそれを予想して萎縮する可能性はあり、その結果当たり障りのないものだけを扱う。そうなる他ないのでしょうか。そうなるべきなのでしょうか。