360万パワー

1977年生まれ

僕が考えたアベノミクス最強の次の一手は200円硬貨

アベノミクスとか経済とかわかっていませんが、今の日本の状況をなんとかするために必要な事の一つが物価を上げることだと、なんとなく知っています。物価が上がり給料があがれば、既にもらっている退職金は実質目減りしますが、現役世代の収入は増えていきます。お金があれば、結婚して家を買い子供を育て車を買い、夢が広がります。

話題の奨学金返済も無金利のものに関しては借金が実質目減りするわけで返済しやすくなるはず。金利のついた奨学金については、金利が変わらないのであれば、こちらも実質的に目減りします。個人の借金だけでなく、いわゆる国の借金だって目減りするのだから、物価を上げれば色々といいことが起こりそうです。

物価があがるような対策を行った結果、物価は上がったけれど給料が上がらないから失敗、物価が上がらずにデフレに戻ったから失敗、とかそんな記事を見かけます。アベノミクス失敗記事をいくつか見ると、結局物価が上がったのか、上がっていないのかよくわかりませんが、とにかく物価を上げることは今後の日本に大いに影響することは確かそうです。

では、どうやって物価を上げるのか。これは200円玉硬貨を作ればいい。2000円札を作った時はどういう意図があったのかよくわかりませんが、200円玉硬貨を作る狙いは単純で、200円で買える商品が増えることを期待して。100円や500円で買える、ワンコインで買えるという基準に200円というボーダーラインを作るのです。100円を基準にしたがために安すぎる商品を減らそうという狙いです。

200円硬貨での支払いに慣れてくれば、自販機やコンビニなど100円ちょっとで売られている商品が200円くらいで売られるようになり物価があがるはず。スーパーの特売で98円均一ではなくて198円均一になり、ダイソーなどの100均が200均になるかもしれません。100円というのはキリがいいけれど、それに慣れていて基準になりすぎていると思うのです。200円硬貨になれると、100円という基準が薄らいできて、無理やり100円に収めようとせずに適正な価格で売られるようになるのではないか、ということです。

ただ、消費税導入以前ほど100円という基準が確かでなくなった事を考えると、上手くいかないでしょうね。今では電子マネーもありますし、200円硬貨を作っても2000円札のようになじまずに、使われずに消えていきそうです。自販機など200円硬貨の対応を行うくらいなら、使える電子マネーの種類を増やすでしょう。

電子マネーなら150円でも160円でも190円でも同じようなもので、実際電子マネー導入後は自販機の商品の値段は種類が増えたように思います。以前は120円と150円の2つがほとんどでしたが、今では130円、140円、150円、160円の商品が同じ自販機で販売されています。逆にいえば、電子マネーがさらに普及すれば硬貨のしがらみは消え、100円の基準はなくなりそうな気もします。

でも、硬貨を廃止するわけにもいかないので200円硬貨を導入すれば万事解決!