360万パワー

1977年生まれ

2011年にはmixiがあった

東日本大震災が起きた2011年にmixiに震災関連のコミュが出来ました。2011年には既にmixiは死に体だったかもしれませんが、活発に書き込みがあったように覚えています。

コミュの中には被災者だけどこんなのが欲しい、みたいなトピックがありました。私はそれを通じて固定電話、バドミントンのラケット、カバンなどを送った記憶があります。たまたまその前年に父が亡くなり、電話など家電製品が余っていたので送りました。カバンは直接避難所に持って行き、色々な話しを聞かせてもらいました。

今のところ、mixiには今回の地震に関するそういったコミュはなさそうですが、twitterで同じようなことをするよりもmixiみたいな仕組みでやった方が有効じゃないかと思います。というのはtwitterの場合は拡散力の影響が大きく、小さな声は埋もれてしまう気がするから。

小さな声が拾えるからインターネットはすごい!っていうのは正しいと思うし、一方で小さな声がどんどん埋もれてしまうのもインターネットの特長です。この矛盾は常に意識していないと自分に都合のいい方だけを利用してしまいます。

多勢に無勢としては被災地でのマスコミの行動を批判出来ません。はてな村の騒動と併せてインターネットの使い方、接し方には何か矜持のようなものが必要なんだと思います。