読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

360万パワー

1977年生まれ

蓮舫はなぜ衆議院にくら替えしないのか

民進党党首選において、蓮舫参議院議員がリードしているようです。民進党の前、民主党時代の党首はローテーションのように決まった人間が務めていましたが、久しぶりに全く新しい党首が生まれそうです。

さて、蓮舫参議院議員は党首どころか、日本初の女性首相を目指すとのことですが、それならば参議院から衆議院にくら替えした方がいいのではないかと思います。というか、そのような野心を持ちながらも今まで衆議院にくら替えしなかったのか不思議でなりません。参議院選挙であれだけ票を得ているのですから、衆議院でも負けるということはないような気もしますが。なぜ衆議院にくら替えしないのでしょうか?

絶対に負けたくない

小選挙区のデメリットに死票、死に票の多さがありますが、いくら得票率が高くても接戦になると落ちるときは落ちます。ウィキペディア惜敗率の項目を見ると、惜敗率が最も高い落選者は惜敗率が98.24%となっています。惜敗率が高い復活当選者の上位10名は99.5%以上となっていて、選挙区でギリギリ落ちた方が沢山いることがわかります。参議院と比べると、蓮舫氏といえど衆議院は落選の可能性は多少は高くなるでしょう。

万が一にも選挙区で落選して比例復活なんて事になったら、プライドが高く打たれ弱そうなので慎重になっているのかもしれません。

よくわからないけど参議院にこだわりがある

改選となる参院選ではなく都知事選に出馬かも、なんて話もありましたが都知事ではなく参議院議員を選びました。都知事選に出れば当選間違いなしと自民党もみていたようですから、一つしかない都知事の椅子よりも200以上もある参議院議員の椅子を選ぶのですから、何かしら愛着のようなものや、こだわりがあると考えてもよさそうです。

www.sankei.com

参議院議員会館の方が食堂が美味しいとか、椅子の座り心地がいいとか、衆議院より早く帰れるとか。国会議員でなければわからないような、こだわりがあるのかもしれません。

衆議院にくら替えするタイミングがなかった

もっとも可能性が高い理由がこれでしょう。 蓮舫氏は2004年の参院選に初出馬で当選。その後2010年、2016年と当選しています。2010年には史上最多となる171万票を獲得しています。一方で衆議院選挙は2005年9月、2009年8月、2012年12月、2014年12月に行われています。

タイミングとしては政権交代となった2009年の衆院選はくら替えにちょうどよかったような気がしますが、参議院を一期最後まで努めずにくら替えもよくないと判断したのでしょうか。2012年は再び自民党に政権が戻った選挙ですし、参院選から2年半と短いので避けたのでしょう。

2009年の次にタイミングがよさそうなのは2014年12月の衆議院選挙でしょう。二期目となる参議院の任期を半分以上務めたわけですし、くら替えしてもそれに対する批判はでなかったのではないかと思います。むしろ盛り上がったのではないかと思います。2009年よりも2014年の方がタイミングとしてよかったかもしれません。

小池百合子の辞職に伴う補欠選挙がありますが、こちらには出馬しないようです。次の衆院選はよほどのことがなければ任期ギリギリとなる2018年の涼しくなった頃と思われるので、その時に党首としてくら替えするのでしょう。

さいごに

野党第一党の党首が参議院議員というのも、正直どうなのかと思います。野党第一党の党首を参議院議員がになったケースはこれまでに2例あるそうです。

過去、野党第1党の党首が衆院議員ではなかったケースが2回ある。1960年、社会党の委員長だった浅沼稲次郎が刺殺された後、参院議員だった江田三郎が委員長代行に就いている。しかし、翌年には河上丈太郎衆院議員に代わっている。さらに、1977年、横浜市長だった飛鳥田一雄を委員長に選出しているが、その後、飛鳥田は、直近の衆院選に出馬している。 http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188313/2

そもそも参議院議員が首相になってはいかんのか?という問題がありますが、いかんでしょう。参議院議員が首相になった場合、内閣不信任決議が可決して衆議院を解散して終わりでいいのかとか、他にも参議院議員が首相になってはいかんでしょ、という要素はいろいろあるようです。

政権交代を行うには当然衆院選を行う必要があるわけで、その時にくら替えすればいいのかもしれませんが。