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1977年生まれ

将棋カンニング疑惑の落としどころ予想

将棋連盟側の処分は、三浦九段が竜王戦を欠場するという申し出をしたにも関わらず休場届を提出しなかったことに対してであり、カンニング疑惑に対してではありません。あくまで休場届を出さなかったことに対して。一方で三浦九段の反論文によれば竜王戦欠場なんてこと言うわけがない、ということです。

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言ったのか言わなかったのか、記録があるのかないのか。水掛け論になりますが、一応筆記の記録はあるようですが。

いつからカンニング疑惑が持ち上がったのかわかりませんが、離席で有名な糸谷八段が9月、10月に行われた王座戦では席を立つものの部屋から出ないということが多々あり、これは連盟側から三浦九段のカンニング疑惑を受けて何らかの注文があったのではないかと思います。

王座戦の初戦が9月6日で、渡辺竜王と三浦九段の順位戦が10月3日。なので、もしかしたら決定的な証拠があるのかもしれないと考えています。仮に証拠があるにもかかわらず、連盟側がそれを明らかにしないのであれば、それは三浦九段に対して決定的な処分を下したくないからでしょう。処分発表当初は連盟はこれ以上調べない、という姿勢だったことを考えると、三浦九段に対する重大な処分をしたくないと見ることは十分に可能です。

しかしながら、これで一件落着とはいきませんでした。なので、どこかで決着を見出さなければいけません。

最終的にはスマホの通話記録、通信記録を確認して、対局中にスマホの電源が入っていたことに対してさらに処分があり、それで決着となるのではないかと予想しています。対局中はスマホなど電子機器の電源を切る、という決まりは既に出来ていたので、その点についてのみアウトというのが落とし所ではないかと。

通信履歴からスマホの電源が入っていたことは明らかになるけれど、その内容がどういったものであるか、リモートデスクトップを使用したのかアプリのアップデートが自動で行われたのか、断定できない以上カンニングに対しての処分は行われないという考えです。

たぶん、どのキャリアもサイトで自分の契約分は通話履歴、通信履歴を簡単に見ることが出来るので、三浦九段がその場で連盟に見せれば済むことです。処分の内容に冠する規定があるのかわかりませんが、既に行われた順位戦を没収とする、今年度の順位戦を全て出場停止にする、というようなところが妥当ではないでしょうか。

私は三浦九段が真っ白だとは思っていないので、三浦九段が処分される落としどころを予想しましたが、三浦九段になんの落ち度もない全くの言いがかりであると証明されるのは難しいし、竜王戦をやりなおすということも難しいでしょう。三浦九段に対してなんらかの処分が与えられる方が軟着陸できることは確かだと思います。かと言って、三浦九段のカンニングの証拠が見つかりました!追放です!ってことも起こらないと思います。また三浦九段だけでなく、連盟側も谷川会長の辞任や理事の辞任なども併せて行われるでしょう。

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