360万パワー

1977年生まれ

コンプレックスエイジの展開に驚いた

コンプレックスエイジというコスプレイヤーを主人公としたマンガがモーニングで連載されています。

コンプレックス・エイジ / 佐久間結衣 - モーニング公式サイト - モアイ

連載が始まる前に、読み切りが無料で公開されていたこともあり、話題になったので、見た方も多いかと思います。はてブもこの記事を書いている時点で599もあります。

コンプレックス・エイジ/佐久間結衣 コンプレックス・エイジ 【第63回ちばてつや賞入選作品】 - モーニング・アフタヌーン・イブニング合同Webコミックサイト モアイ

読み切りではゴスロリを卒業して旦那がそれを受け止める、みたいな話でした。 オタ的な趣味を卒業しても受け入れてもらえる場所があることを肯定的に捕らえた方は多かったと思います。

しかし、後日談あり、そうではなかった。 後日談というのは、モーニングに連載されている方のコンプレックスエイジです。

2人のコンプレックス

モーニングの連載では同じタイトルでゴスロリではなくコスプレ、主人公もかわりました。

全く別の漫画になったと思われていたのですが、二巻の最後で連載と読み切りが繋がりました。

読み切りでゴスロリを卒業した主人公の佐和子は、連載の主人公、コスプレイヤー渚の母親だったのです。

そして、ゴスロリを卒業しても夫婦円満のままと思われていましたが、元ゴスロリの佐和子について旦那は悩んでいたことが明らかになりました。

卒業と伴に失う

読み切りのラストでは、新しい一歩を踏み出したかと思われましたが、そうではなかった。 ゴスロリを失った代わりに何かを得ていたわけではなかったのです。 むしろ、ゴスロリと伴に佐和子は何かを失ってしまった。

連載のコンプレックスエイジでは、ゴスロリを捨てた事が悪い影響を与えたのは明らかであり、佐和子は娘の渚にコスプレを辞めるように迫ります。

それは、かつて自分もゴスロリを卒業した経験からなのか、ゴスロリを卒業したことを悔いた反動なのか、2巻の時点ではわかりません。 佐和子の旦那で渚の父は、同じ轍を踏むまいと、渚に接します。

まとめ

コンプレックスエイジの1巻の時点では、どうしてこうなった?と思っていましたが、2巻の展開に納得です。

コスプレイヤーさんには身につまされる展開が続きましたが、ようやく救わるのかなぁという感じです。

コンプレックス・エイジ(1) (モーニング KC)

コンプレックス・エイジ(1) (モーニング KC)

コンプレックス・エイジ(2) (モーニング KC)

コンプレックス・エイジ(2) (モーニング KC)