居酒屋のコース料理の鍋の〆は麺というケースが増えているような気がしますが、鍋用ラーメンはいくつか製品化されています。
たぶん、最初に”鍋用”として売り出したのは永谷園の「煮込みラーメン」です。

永谷園 煮込みラーメン コクうま鶏塩ちゃんこ風 2人前×2回分
- 出版社/メーカー: 永谷園
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特徴はスープ付きという点。 しょうゆ、塩ちゃんこ、みそ、などの濃縮スープが付いているので、あとは野菜とか肉や魚を用意すれば美味しく食べられます。自分は塩ちゃんこ味が好きです。
余り物で食べられるのがいいのですが、案外高いし、なんだかスープがドロドロしやすい気がします。
東洋水産の鍋用ラーメン
「煮込みラーメン」がある程度売れたからでしょう、フォロワーが生まれました。 その一つは東洋水産の「鍋用ラーメン」です。
包装にちびまる子ちゃんを採用して、スーパーの生麺売り場でも目を引きます。 インスタント麺と一緒に置いてある永谷園と違い、半なまの要冷蔵なのでスーパーの生麺売り場にあるんですね。
スーパーの生麺売り場って、なんとなく入り口に近い場所にあるような気がしますが、その方が有利なのでしょうか?
また、スープが付かないという点も異なります。 鍋用のスープ、つゆってのが売られていますが、生麺売り場とは離れているので、その点で不利のような気もします。
これも、なんとなく麺をいれるとドロドロとしてくるのが気になります。
ドロドロしない鍋用ラーメン
そんなドロドロが気にならないのが菊水の「煮込んでおいしい鍋用ラーメン」です。
http://www.kikusui-ltd.co.jp/pr/pdf/14akifuyu/nikonde.pdf
菊水は北海道のメーカーで、寒干しという独特の乾麺を販売しています。 北海道産の「ゆめちから」という小麦粉を使用したこの麺は鍋にいれてもドロドロしないのです。ちなみに、寒干しは永谷園も「煮込みラーメン」を開発する際に参考にしたと明言しています。
こちらも東洋水産と同様、スープは付いていないのですが、鍋なら野菜とか肉や魚からでた出汁に塩で十分美味しく食べられますし、鍋の元のようなやつを使っていれば十分にスープ代わりになります。
おろし生姜やニンニク、柚子胡椒などを使えば味を変えられて、〆にいいでしょう。
ドロドロしないからどんな鍋でも相性がいい
市販の鍋用スープを使えば簡単にトマト鍋も味噌ちゃんこも豚骨醤油も作れます(豚骨醤油鍋のつゆってのがあるのです)。流行ると言われるニンニク塩バター鍋もいけるんじゃないかと思います。
どんな鍋でもいけそうな感じがするのは、ドロドロにならないから。 鍋用ラーメンはここ大切です。
うどん、きしめんみたいな感覚で使えるし、うどんやきしめんよりも細いせいか中華麺の方が万能感があります。
こってりもあっさりも、カレーやキムチのような辛いものもなんでも合います。
白菜が美味しい季節。是非、試してください。

- 出版社/メーカー: ?菊水
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