時々マクドナルドへ行きます。 よく行くのは田舎にありがちなドライブスルーがあるお店です。 ありがちどころか、田舎ではドライブスルーは必須でスタバにすらドライブスルーはあるし、ドライブスルーがあるスタバの売上は半分以上がドライブスルーによるものなんだそうです。
恐らくマクドナルドはドライブスルーの売上はスタバよりも割合が高いんじゃないかと思います。 というのも、店内で食べている人が少ないから。 テーブルが20あっても、店内で食べているのは3組みから4組み。半分埋まることなんてありません。 なので快適な店内でゆっくりと食事をします。
食べる前に撮りたくなる
カメラが好きで写真が好きなので、食べる前に撮ることは珍しくありません。 どこかにアップするわけでもなく、ダイエットの記録というためでもなく、撮りたいから撮る。 どうせ撮るなら美味しそうに撮りたいものです。
その困難さを感じるのがマクドナルドのハンバーガー類です。
美味しそうに撮れるもの、そうじゃないもの
簡単に美味しそうに撮れる食べ物と、プロでもなければ美味しそう撮れない食べ物と案外極端にわかれます。 美味しそうに撮れる食べものは赤味とテカリがあるものです。 お寿司がその一つです。
マグロ、カンパチ、炙りサーモン、いくら、あたりは誰が撮ってもそれなりに見えます。 逆に美味しくとるのが難しいのは焼いた肉です。
特にステーキやハンバーグは難易度がかなり高い。 ステーキの場合、切って中の赤い部分が見ればまだいいのですが、ハンバーグは絶望的です。 ハンバーグにかかっているソースや鉄板にハイライトを入れて、野菜で色みを足して、やっと見栄えがしてきます。 焼く前の肉と焼いた後の肉、美味しそうに撮る難易度は天と地の差があります。
カレーもラーメンも赤味がある
マクドナルドのハンバーガー類は美味しそうに撮る難易度が高い一つですが、理由は赤味がないこと。
モスバーガーならトマトやミートソースがはみ出て、赤味があります。マクドナルドにはこれがない。 だから、撮っても美味しそうに見えない。
人参や福神漬が添えられていないカレーと、それらがあるカレーを思い浮かべれば理解できると思います。 人参や福神漬がある方が美味しそうに見えるはずです。
ラーメンに載っている味玉は半分に切って黄身が見える方が美味しそうに見えますし、ハードボイルドな黄色い黄身よりもパプリカ色素を見て取れる半熟の赤みがかった黄身の方が美味しそうに見えるものです。 ラーメンの丼に赤い雷紋が入っているだけでも違います。
まとめ
マクドナルドに限らず大手はそういうところを上手いこと使っているんだと思いますが、肝心のハンバーガーに活かされていないのだから美味しく見えないのもしょうがないことです。
食べ物を美味しそうに撮るなら赤がどこかに入るようにするといい、という話。

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