下にいくほどトンデモ度が高くなります。
自動ドア説
日本で共用するドアの多くが自動ドアで不特定多数が接触するドアノブが少ないため接触感染が抑えられた可能性です。
日本人が1日に平均何回ドアノブに触れニューヨークではどうなのか、その数字を知りたいのですがそんなものは見つからなそうなので調べていません(自動ドアの出荷台数で日本国内は世界でも上位とは書かれていて多いことは間違いないでしょう)。
ドアノブを触らなくても電車のつり革に触れるじゃないかと言うかもしれませんが、ドアノブと比べつり革の位置は高く、口から出た飛沫は下へ落ちることを考えればドアノブより危険性は少ないでしょう。
飛沫感染ばかり注目されますが、接触感染はそれ以上に割合が多いのでは?という考えがあるようなので接触感染はもう少し注目されてもいいのでは。 つまり自動ドア関連株が狙い目。
3密が覚えやすかった説
欧米では当初ソーシャルディスタンス(social distancing)が使われていましたが、社会的な繋がりは維持しよう(社会から孤立しなくてよい)という意図で途中からフィジカルディスタンス(physical distancing)の方を使おうということになっています。なっていますが、未だに英語圏でもソーシャルディスタンス(social distancing)も使われ統一されていません。
一方で日本は最初から現在まで3密が使われていて、理解され実行されているかはともかく、一貫したフレーズを使用したのがよかった説という説。
また、ソーシャルディスタンスでもフィジカルディスタンスでも3密のうち密集・密接は含んでも密閉が含まれないため、欧米とは換気の差で感染者の差が生まれたのかもしれません(欧米の賃貸は台所に換気扇がないバスルームが共用の賃貸は当然バスルームの換気扇もない、という部屋も多いようです)。
日本語は綺麗説
初期に見られましたがいつの間にか廃れた日本語は綺麗だから感染が広がらないという説がありました(実際、音節の関係や最後に母音がくっつく日本語よりも英語の方が呼吸が深くなるらしですが)。
咳だけでなく通常の発声でもウイルスは拡散されます。発声時の唾液拡散量は年配者の方が多いそうですが、言語によっても違うのでは?というのがこの説。
📺 A theory on why Japan was able to contain the coronavirus outbreak... according to TBS pic.twitter.com/9d0cIxvS1X
— Kurumi Mori (@rumireports) May 21, 2020
ストレスによって唾液分泌量は減少することは知られています。日本人はストレスが多く唾液分分泌量が少なく(ドライマウス)、それに伴い発声時の唾液拡散量が少ない可能性の方が高いでしょう。
つまり強くストレスを感じる満員電車や勤務中は比較的安全である可能性が(ニューヨークでは家庭内感染の割合が非常に高いことを考えると場所とストレスの関係は馬鹿に出来ないかもしれません)。
現金派がまだ多いから説
十円玉が銅製のためジャラジャラと現金を触った時に指についたウイルスが不活性化された可能性があります。
感染症対策として銅製のドアノブなど銅製品を採用する病院はあるそうですが、硬貨を触ったくらいで感染予防になるのかはわかりません。
ちなみにドアノブはレバー式の方がギュッと握らないため細菌が増えにくいそうなので(ウイルスはどうかわかりませんが)交換するといいかも。

川口技研 JLレバー 丸座空錠 バックセット50ミリ JL-20-1M-TSG
- メディア: Tools & Hardware
ワイドショーエピジェネティクス説
トラウマはエピジェネティックな効果を与えいつまでも心理的影響を及ぼすのでは?という説があるそうで(妊娠中のマウスのストレスが子に継承されるというのも同様にエピジェネティックな影響)、それに倣うとワイドショーが不安を煽ることで免疫にエピジェネティックな効果を与えた可能性もあるかもしれません(ありません)。
一般的にはストレスは免疫機能を下げるのでワイドショーなんて見ない方がいいと思っています。

- 作者:仲野 徹
- 発売日: 2014/05/21
- メディア: 新書
日本人の免疫機能はナノマシン説
SFで見られる困った時のナノマシン。
日本人の体内にはナノマシンが入り込んでいてそれが免疫機能を果たしている説。可能性はゼロですが、そうとしか思えません。
この記事ではなんらかの免疫が働いているために感染が広がらなかった・死者が少ないとして、実効再生産数の急激な低下がそれを肯定していると述べられています。
しかし感染初期に急激な増加も見られ、なんらかの免疫が機能しているのであれば実効再生産数の急激な増加も起こりにくくなるはずであり、説を裏付けるものではありません。
そこで私は気がついたのです。個の免疫がリンクされ繋がっていることに。つまり感染初期に少数の感染者からウイルスの情報だけが拡散されて共有され免疫を獲得し実効再生産数が低下した可能性が考えられます。
これを実現出来るのはナノマシンしかありません。
我々日本人は宇宙人もしくは失われた文明から獲得したナノマシンを体内に有しているのです。
まとめ
ムーはこういう事を書かないのがすごい。