書作品と著作権
「アイドル」の書と著作権のことをちょっとだけ
あれは調和体と呼ばれるやつ
書のジャンルは漢字、かな、篆刻、そして調和体があると考えてください
ざっくり説明すると調和体は読めるやつ
漢字は漢文、かなは万葉集とか古今和歌集あたりを書くこと多くて、篆刻は漢文から引用したり中には政治的主張を彫る人もいる
そして調和体は漢字とかなが混ざっているので、近代詩とか現代詩が使われることが多い
近代詩や現代詩は著作権が残っていることが多いので、出品表に『権利者に許諾をもらっています』みたいなチェックを入れるところがある
偉い先生になると詩人と知り合いで直接許諾を取ることもあるし、会での使用許諾を貰っている詩人もいる(その会では出品表に書いておくだけで簡単に出品が出来る)
自分が知っている限りでは30年くらい前から既にこんな感じで、案外と昔から著作権に関してはきっちりやっている
80過ぎ、90近い先生でも、その辺はちゃんとやっているくらいで、世間一般よりずっと著作権の意識が高いと思う