水着撮影会よりコスプレイベントの方が難しくなるかもしれない
ポーズのコントロールをしていないため、コスプレイベントは今後難しくなるかもしれない、という話。
今回中止となった会場にも、先ほど11時半ごろに改めて確認をしましたが、弊社が貸し出し条件に違反した事実は一切ありません。
— 植田章太郎《Fresh!撮影会》 (@shotaro_ueda) 2023年6月9日
会場からの中止要請を受けて、弊社がそれを承諾しました。
主語を敢えて明確にせず、自分の手柄を大きく見せたいのかも知れないですが、… https://t.co/0FwktaeHac
さて、営利目的で水着を含むポートレート撮影会は大きくわけて2つあります。 個撮と大撮です。
文字通り、個撮は一対一で行う撮影会で公園を借りて行う団体はあまりないと思います。 自前のスタジオ、レンタルスタジオやレンタルスペースなどで行われることがほとんどです。
料金はそれなりで、1枠(40~60分)で1万円から2万円くらい。人気のあるモデル、(個撮業界では)有名なモデルは料金が高くなります。
大撮、大人数撮影会
大撮は大人数撮影会の略で、恐らくこちらの言葉が先に生まれたんじゃないかと思います。 ヨドバシカメラも大撮を時々やっているので、カメラをやらなくても店頭でポスターを見たことがある方もいると思います。 今回の水着撮影会はこちらです。
大撮は数名のモデルに対し参加者は数十から100以上の参加者が集まります。
参加者は均等に分けられるわけではなく、好きなモデルを撮影するため、参加者を沢山集めるモデル、数名しか集まらないモデルというように可視化され、残酷な撮影会でもあります。
ネットできもいと言われるような、カメラがズラッと並ぶ撮影会の写真は大人気のモデルです。
大撮は参加人数が多いので公園などで行われるのが一般的です。 今回の騒動は貸し切りのようなので違いますが、公園での大撮についても少し書いておきます。
大撮とクレーム
公園での大撮は昔から自治体や警察へのクレーム(通報)があると聞きます。
はてブでも見られる気持ち悪いというようなクレームと、エロいことをしているんじゃないのかというクレームが多いようです。
そして、クレーム内容によっては撮影会主催団体は公園の利用許可が降りなくなるケースもあるといいます。
それは困るので、主催団体は神経を使っているそうです。
どこに神経を使うかというと衣装とポーズです。
モデルがパンツ見せていた、なんて写真つきでクレームが入ったら即アウトですから、しゃがむのも気を使うようです。 あとは表情もクレーム対象になるらしく、気にしていると聞きます。
大撮はモデル一人に対してスタッフが一人以上はつくので、そういった管理が可能です。 上の鈴木心の写真ではレフ板を当てているのがスタッフです(最近はレフ板もあてないようですが)。
大撮は昔からクレームにビビっています。今回の主催団体はFresh!というところで、15年続いているようです。
それだけの期間、利用禁止にならずに続けてきた実績があると言えるでしょう。
ヌード撮影会とポーズフリー
ヌード撮影会というのもあり、これは当然センシティブで公園などで行われるわけがありません。
風営法にヌードスタジオという業種があり、これに該当するものものは風営法に則り営業しています。
それでも昔は風営法に従わない?ヌード撮影会もあったらしく、風営法のヌード撮影会は「ポーズフリー」を売りにしていたようです。
何がいいたいかというと、ポーズによって猥褻かどうかの判定を真面目な顔で行っていた、ということです。
そして、大撮はポーズを管理しています。
コスプレイベントは(ほぼ)ポーズフリー
そして、表題のコスプレイベントについてです。
コスプレイベントというのは、コスプレイヤーコスプレをしてワイワイするレイヤー中心のイベントで、撮影もするという感じです。 (コスプレには交流と撮影の2つの軸があり、イベントは交流が強い)
多くは公共施設を利用しますが、撮影を目的とする大撮とは全くの別物です。 ただ、知らない方が見たら大撮とコスプレイベントの違いはコスプレの有無しかないと思われます。
大撮とは違い、コスプレにおけるポーズの意識は、作品に沿ったものか、キャラに沿ったものか、それだけです。
極端に言えば、M字開脚をするキャラならコスプレイベントでM字開脚をすることはありえます(例えば、水星の魔女のチュチュがやって話題になったスラブスクワット)。 コスプレイベント参加者はそれを問題ないと捉えても、偶然見かけた市民はそう思わないでしょう。
もちろん、コスプレイベント参加者もダメなラインの意識の共有、イベントの規約として禁止もされています。
しかし、実情は肌色割合は水着と変わらないコスプレはゼロではありませんし、見せパンだからポーズは問題ない、下着じゃないから恥ずかしくないもん、みたいなところはあります。
しかしポーズはコントロールされていません。
大撮とは違い、レイヤー一人一人にスタッフが付くこともありません。
今回のことが通るのであれば、コスプレイベントはいつでも潰せるんじゃないかと思います。 公共施設でこんなポーズをしていた、なんていくらでも見つけられるので。
松本人志は自覚すべきだ
私は松本人志が日本のお笑いをある意味支配しているという意見には同意できます。
長らく、BIG3(ビートたけし、明石家さんま、タモリ)に加え、島田紳助と所ジョージは長いあいだ、バラエティ番組の中心にいました。 この5人はテレビ番組、特にゴールデンと呼ばれる時間帯を占拠していました。 一方で、下の世代のお笑い(芸人ではなくネタなどを指すお笑い)には、松本人志ほど関与していなかったと思います。
それでもビートたけしとタモリは多少関係していて、例えばタモリは「ボキャブラ天国」で若手お笑い芸人と関係がありました。 ボキャブラ出身芸人では爆笑問題、海砂利水魚(現くりぃむしちゅー)、ネプチューンなどが現在も活躍しています。
ただ、ボキャブラ出身芸人の芸風やネタについてタモリの影響が強かったかというと、影響があったのかもわからない程度ではないでしょうか。
一方で、松本人志の場合はM-1を任されたということは大きいと思いますが、それ以外にも「人志松本のすべらない話」「ドキュメンタル」「人志松本の酒のツマミになる話」などで笑いの基準を作っているといえるのではないでしょうか。
それだけではなく「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の年末特番では、笑いの基準を超え、笑うタイミングまでもが松本人志の支配下にあります。
松本人志が笑いの基準や笑うタイミングを支配したいと考えているとは思えません。しかし、結果としてそうなっている。 仮に松本人志が無自覚であるのなら、自覚せよと指摘をする者の話しを聞くべきです。
それでも松本人志が笑いを支配したいというのであれば、視聴者を率いて(取り巻きではなく)松本人志本人が中田敦彦を轢き潰せばいいでしょう。
テンプレ構造を指定してchatGPT-4に物語を作ってもらう
chatGPT-4さんは駅弁は提案はまともにできませんが、物語を作るのは得意なようです。
chatGPT-4に小説を書かせるというのはよく見かけますが、無軌道に書いてもらっても面白くありませんので、物語の基本構造をこちらで指定しました。
こちらからのお願いはこのようなものです。
XとYは信頼関係にあるが、最近は不協和音が漂っている
そんな矢先、求心力のあるZの出現によりXとYの関係は破綻する
やがてZに関わりすぎたXは本来の力を失ってしまう
Xの存在価値に改めて気づいたYはZと対峙して駆逐する
Xは本来の力を取り戻し、Yとの信頼関係が復活する
この構造に従って物語を作ってみてください。X、Y、Zをそれぞれ具体的に示してください。
chatGPT-4が作った物語はこのようなものでした。
かつて、森の中で暮らす仲良しの二匹の動物、リスのサクラ(X)とウサギのユキ(Y)がいました。二人は互いに信頼関係を築き、楽しい日々を過ごしていました。しかし、最近は些細なことで言い争いをすることが増え、不協和音が漂っていました。
そんなある日、森に新しくやってきたカラスのカイ(Z)が現れました。カイはとても面白くて魅力的な話術を持っていて、すぐに森の住人たちの人気者になりました。特にサクラはカイに夢中になり、ユキとの関係が次第に破綻していきました。
やがて、カイと一緒に遊んでいるうちに、サクラは自分がもっていた木登りやナッツを集めるといった特技を忘れてしまいました。そのことに気づいたユキは、サクラの存在価値に改めて気づき、悲しくなりました。
ユキはカイに対峙し、彼が森の住人たちの関係を壊していることを告げました。そして、ユキはサクラに彼女が大切な友達であり、彼女の力が戻ることを信じていることを伝えました。
その言葉に励まされ、サクラは再び木登りやナッツ集めの練習を始めました。そして、少しずつ本来の力を取り戻していきました。その間、ユキはサクラをサポートし続け、二人の信頼関係が復活しました。
最終的に、カイは森を去り、サクラとユキは再び仲良しの二人組として、森で楽しく暮らすことができました。そして、二人はこれ以上、他の誰かに影響されず、自分たちの信頼関係を大切にすることを誓いました。
厄介者のZをカラスとしたこと、リスのサクラ(X)の本来の力を木登りやナッツ集めとしたことも素晴らしい。Yがウサギというのも可愛らしい。
ちなみに、こちらから指示した物語のテンプレートは「スクリプトドクターの脚本教室 初級編」にあったものです。
基本のテンプレ骨格とキャラを用意して、あとはchatGPT-4ガチャを回せば物語の概要はしっかりしたものが作れそうです。