360万パワー

1977年生まれ

テンプレ構造を指定してchatGPT-4に物語を作ってもらう

chatGPT-4さんは駅弁は提案はまともにできませんが、物語を作るのは得意なようです。

chatGPT-4に小説を書かせるというのはよく見かけますが、無軌道に書いてもらっても面白くありませんので、物語の基本構造をこちらで指定しました。

こちらからのお願いはこのようなものです。

XとYは信頼関係にあるが、最近は不協和音が漂っている

そんな矢先、求心力のあるZの出現によりXとYの関係は破綻する

やがてZに関わりすぎたXは本来の力を失ってしまう

Xの存在価値に改めて気づいたYはZと対峙して駆逐する

Xは本来の力を取り戻し、Yとの信頼関係が復活する

この構造に従って物語を作ってみてください。X、Y、Zをそれぞれ具体的に示してください。

chatGPT-4が作った物語はこのようなものでした。

かつて、森の中で暮らす仲良しの二匹の動物、リスのサクラ(X)とウサギのユキ(Y)がいました。二人は互いに信頼関係を築き、楽しい日々を過ごしていました。しかし、最近は些細なことで言い争いをすることが増え、不協和音が漂っていました。

そんなある日、森に新しくやってきたカラスのカイ(Z)が現れました。カイはとても面白くて魅力的な話術を持っていて、すぐに森の住人たちの人気者になりました。特にサクラはカイに夢中になり、ユキとの関係が次第に破綻していきました。

やがて、カイと一緒に遊んでいるうちに、サクラは自分がもっていた木登りやナッツを集めるといった特技を忘れてしまいました。そのことに気づいたユキは、サクラの存在価値に改めて気づき、悲しくなりました。

ユキはカイに対峙し、彼が森の住人たちの関係を壊していることを告げました。そして、ユキはサクラに彼女が大切な友達であり、彼女の力が戻ることを信じていることを伝えました。

その言葉に励まされ、サクラは再び木登りやナッツ集めの練習を始めました。そして、少しずつ本来の力を取り戻していきました。その間、ユキはサクラをサポートし続け、二人の信頼関係が復活しました。

最終的に、カイは森を去り、サクラとユキは再び仲良しの二人組として、森で楽しく暮らすことができました。そして、二人はこれ以上、他の誰かに影響されず、自分たちの信頼関係を大切にすることを誓いました。

厄介者のZをカラスとしたこと、リスのサクラ(X)の本来の力を木登りやナッツ集めとしたことも素晴らしい。Yがウサギというのも可愛らしい。

ちなみに、こちらから指示した物語のテンプレートは「スクリプトドクターの脚本教室 初級編」にあったものです。

基本のテンプレ骨格とキャラを用意して、あとはchatGPT-4ガチャを回せば物語の概要はしっかりしたものが作れそうです。