360万パワー

1977年生まれ

原発しかない新潟

新潟県知事選で当選した花角英世が一週間で豹変し「原発再稼働は当然ありうる」! 背後に官邸と経産省の意向|LITERA/リテラ

ブコメ新潟県民に対するヘイトが散見されますが、非表示を覚えたので非表示が捗ります。

今回当選した花角知事は最初から再稼働するなら出直し選挙をすると言っていたので、今回の発言は公約を翻したとまでは言えないでしょう。もちろん出直し選挙をせずに再稼働を決定する、というのなら別ですが。

さらに言うと、前の知事もその前の知事も再稼働はさせない・しない、というような発言はしていないはず。再稼働とか言う前にやることやれ、という姿勢でした。やること、というのは福島第一原発の事故原因をはっきりさせて、対策することで防げることを明らかにせよ、ということ。 なぜか勘違いされて、泉田元知事は反原発で再稼働させないと捉えられ、泉田元知事が辞職後に当選した米山前知事も少なくとも選挙中に本人は再稼働させない、みたいな発言はしていないと思います。

この辺はTwitterなどを見ている県外の方はわかりにくかったかもしれません。今回の県知事選も落選された方も候補者本人は再稼働させない、みたいな事は言っていなかったんじゃないかと思います。私が聞いた時は周りは言っていましたが、本人はそれを言っていません。落選された方は出直し選挙ではなく、県民投票で決めるとしていました。

出直し選挙と県民投票、どちらで決めるのがいいのかわかりませんが、どちらの候補者も本人は再稼働させないみたいな事は話していなかったのに、県外の方はそんなことは知らなかったようです。

今回の県知事選の敗因がいろいろと言われていますが、私は県外からの応援だと考えています。新潟のことは新潟で決めるという陣営が見るからに県外から来た人たちが支援しているのをみると矛盾を感じますし、田舎者ですからよそ者に対する反発もあります。今回は本当にすごかったのですが、沖縄はそれ以上なんだろうと考えると気が遠くなりそうです。

次の新潟県知事予想

17日の会見内容からは買春と捉えるべきかと思いますが、ブコメを見ると売買春に寛容な方が多いのが意外ですが、海外のフェミニストは売春を認めろという流れだとどこかで読んだのでそうなんでしょうか。売買春は男性優位な社会構造が根本にある!とならないのは意外でした。

弁護士資格のある当人が、違法性がないとは言い切れない、みたいな説明をしているのに。気になるところです。

bunshun.jp

次の新潟県知事を予想してみたいと思います。

候補

田中真紀子

政界引退とか言っていたけど、最近露出が増えている。でも年なので出ないでしょう。

金子恵美

衆院選の選挙区で菊田真紀子に負け比例復活もなし。今後は新潟の選挙区は止めて東京へ進出という話も。最近はテレビに出ているそうですが普段テレビを見ないので、どんな番組に出て何をいるのかわかりません。自民党新潟県連からの評判が悪いみたいなので出るとしたら公認はなしでしょうか。

中原八一

10月に行われる新潟市長選に出馬を表明している元参議院議員。これまでの県議、参議院議員というキャリアを考えると市長よりは県知事の方が向くのでは?と思います市長選出馬表明の直後にやっぱり県知事の方を、というわけにもいかないでしょうか。当選はともかく、出馬しそう第一位です。

森ゆうこ

新潟県選出の現職国会議員で最も知名度が高いんじゃないでしょう。新潟の人はこういう人が(政治家とか関係なく)好きなので(好きというか流されるというか)出馬したら当選しそうな気はしますが、今や唯一人の小沢一郎派みたいな状態なので国会議員を続けるでしょう。

前回の県知事選では電力労組の関係で民進党は米山隆一を推薦しませんでした。再稼働反対派候補に立憲民主党西村智奈美が応援演説するのか注目です。

森民夫

前回の県知事前で米山隆一に負けた前長岡市長。私は嫌いじゃありませんが、あまり好かれていないらしく、出てもまた負けるかも。年齢を考えると1期ならともかく2期は厳しいと思うので出ない方がいいかなぁと。

小林幸子

最近は芸能人が首長に就くことが少なくなったような気がしますが、私はそういう候補者がいてもいいんじゃないかと思います。ブレーンは連れてきて広報に専念するのもいいのでは?県出身の有名人というと他にはヒカキンも。ヒカキンなら入れたいと思います。他にはDeNA南場智子新潟県出身なので出たら入れますが残念ながら出ないでしょう。都知事とは違い新潟県知事というポジションに魅力がないのは県民として情けないというか、辛いです。

スーパー・ササダンゴ・マシン

パワポでプレゼンするプロレスラーで有名です。プロレスラーであり会社役員でもあるスーパー・ササダンゴ・マシンのプレゼンを選挙で見たい。候補者にはしっかりプレゼン出来るだけの政策を用意して選挙活動をして欲しいところ。

まとめ

前回の県知事選の際、野党連合は候補者選びに難航していてようやく最後に自民・自民・維新・維新で落選した過去を持つ米山隆一を立てたわけですが、今回も野党連合というか原発再稼働反対派、もしくは再稼働慎重派の候補者擁立は紆余曲折ありそうです。

新潟市では早くも再稼働反対派が歩道で街宣していましたが道路使用許可の申請がなかったのか早々撤退していました。ちなみに共産党は必要ないと主張しています。(共産党はともかく)実際のところ、いわゆる辻立ちでも許可申請をしているみたいです。

道路上の宣伝、許可が必要?

再稼働容認か反対かで県知事選をやるのは本当に止めてほしいのですが、そうなるのでしょう。

今回は女性問題?ということで、男性候補よりも女性候補の方が有利かもしれません。意外と新潟の国政選挙は女性候補が強いので、両陣営ともに女性を擁立したいでしょう。

写真と権利

良くも悪くも写真には力があるのだと考えてしまいます。

note.mu

一方の意見だけで判断すべきではないのでは?と思っています。

撮影に関する契約は現在と以前とではだいぶ変化してきていて、このnoteに書かれるようにモデルリリースという同意書、契約書を作ることは現在では海外だけではなく日本でも一般的です。

写真の場合、撮影した人にだけ著作権が認められ、著作権を含めた買い取りでなければクレジット表記がされますし、写真を使うにはお金が発生します。無断使用されたのでお金を請求した、という話題もバズりました。一方で写真に写っている側の権利は必ずしも保障されるものではりません。例えば肖像権が思いつくかもしれません。肖像権はパブリシティ権プライバシー権とありますが、この件に関してはパブリシティ権は認められないでしょう。プライバシーの方も難しいでしょう。つまり被写体の権利は弱い。せめて契約書を交わして被写体は自分の権利を主張できるようにモデルリリースを結ぶようになったのだと思います。

モデルリリースは被写体側だけでなく面倒事を避ける依頼主側も求めるので広告のような商業写真では必ず行っているはず。一方で雑誌はどうかというと、ファッション誌あたりはちゃんとしていると思いますが、アラーキーの写真がよく掲載されるアサヒカメラあたりは微妙でしょう。KaoRi.さんの写真が使われていそうなSWICHあたりはどうでしょうか。作品作成の過程はお任せという意味で出版社側は関与しない事が多いんじゃないかと思います。ただ、写真集はそういうわけにもいかないような気がするのですが。アラーキーだから求めなかった、というのであれば出版社も糾弾されるべきでしょう。

アサヒカメラはこのところしばらく写真と権利や法律に関する記事をよく掲載しているので、今回の件についても記事になるかもしれません。アサヒカメラにとってアラーキーは大きいので、ならないような気がしますがアラーキー側の主張を載せて欲しいと思います。

それではモデルリリースを交わしていれば件の問題がなかったかというとそうではないでしょう。noteを読む限りでは、問題はそこにだけあるようには思えません。 ストーカーは契約とは関係なく現れるでしょう。ストーカー対策の費用を負担する必要がアラーキーにあるのかはわかりません。私には難しいように思えますが、法律家はどう見るのでしょうか。また写真の使用期間に期限を設ける、というのも難しいかと思います。

AV強制出演が問題により、最近は契約書を交わし販売期間を区切るという取り組みがあるとか、そんな記事をどこかで見ました。しかし写真の場合、契約時に使用期間を区切るというのは難しいのではないかと思います。 過去の写真新しい写真集に再掲する場合、もう一度その事で契約をかわすというのは普通ですが、例えば、販売した個人蔵のプリントを美術館やギャラリーが借りてきて展示する、という場合は難しいのではないかなぁと思います。もちろん、使わないように要請することに問題ありませんが、受け入れられないからといって裁判でどうにかなるとは思えません。写真の外に何かしらあるならば別ですが、展示された写真だけ。本当に写真そのものだけで名誉を毀損すると認められることは難しいと思います。

まともな契約を交わしてくれない事が大元の問題、重大な問題ではありますが、契約を交わしても望むようなものにはならなかった気がします。それは承知でしょう。であれば、契約の問題とそれ以外を混ぜたことは少し卑怯かなぁとも思いますが、契約がまとまっていればこの文章を書くこともなかったかもしれないので、身から出た錆でしょうか。

正直、15年も被写体としての関係を続けなければよかったのでは?と思ってしまいます。それなりに信頼関係のようなものはあったと思いますし、そこが崩れた原因は外野には十分に知りようがないので判断しようもありません。一方だけでなく、アラーキー側の反省なり反論なり何かしらの反応がなければ判断はできませんが、いくらアラーキーといえど撮影に関する契約は行うべきでしょう。