360万パワー

1977年生まれ

僕が考えたミスドの最強に駄目なとこ

週に一度くらいはミスドに行ってコーヒー飲み放題を堪能しています。色々といわれますがミスドで1時間も2時間もねばっていると、案外客は多い。ほとんどは持ち帰りなので、店内の席は空いていてもコーヒーのお代わりをしてもらうタイミングがつかめないなんてことも珍しくありません。それでも業績はよくないようです。

私がよく行くお店では福袋が売れ残っているくらい。ミスドの福袋(2160円でドーナツ20個引換券とグッズ)はお得なので以前は予約でいっぱいだったのに、売れ残るのは客が減っているからでしょう。

そんな私が思うミスドのだめなところは、コーヒーやカフェオレの入ったポットの注ぎ口。キレが悪く注いだ後にポタポタ垂れるのです。

床に垂れたりテーブルに垂れたり。テーブルに垂れれば直ぐに拭きますが、床に垂れても直ぐに拭けない時もあります。意外に客が入っているから。 備品一つ見直せばなんとかなりそうなのに、それができない。ミスドで働いている人は誰でもあのポットにストレスを感じていると思います。客の私ですら早く別なものにしたらいいのにと思うくらいですから。でも、それが出来ない。

慣れてしまっているせいなのか、沢山あるポットを入れ替える費用が出せないのか、ポット業者との付き合いなのか、理由はわかりませんが、わかりきった改善すべき点を些細な事と目を瞑っていては駄目になるんだろう、という事。 翻って自分にもそういう点はないのか、慣れてしまい改善しようとしていないのではないか、よく見直さなければなりません。

ミスドはオールドファッションなどを108円にして100円セールを廃止した直後は値下げしたものは味が落ちましたが、今ではそこそこ戻っていると思います。限定も美味しいのがあります(ブリュレは食べにくいので嫌いです)。モーニングは少し値上げしていますが今でもかなりお得だし、甘くない商品も増えました。期間限定で始まったロイヤルミルクティーも定番メニュー入りしおかわり自由だし。全体的に悪くないと思うのですが、客が離れる流れが出来ると、戻すのは難しいようです。マクドナルドが復活しているそうですが、沈んでいた時と較べて特に何かが良くなったとも感じませんが、些細なことを客はどこかで感じ取っているのでしょう。

コスプレで肌の色はどう表現すべきなのか

普段はテレビを見ないのですが、31日と1日だけは長い時間テレビを見ています。 笑ってはいけないはちょうどエディーマーフィーに扮したところだけ見ました。これは叩かれるだろうなぁ、それもしょうがないだろうなぁと思いましたが、意外と擁護する意見も多いようです。

アノニマスに黒人を象徴するための黒塗りではなく、コスプレだから問題ないのでは?という意見を見かけたので少し考えていました。

漫画、アニメ、ゲームなどのコスプレをする場合、日本ではウィッグやカラコンを使うのは当たり前というような状況です。キャラクターに近づけるために地毛では不十分、というのが現状です。

コスプレの楽しみ方に「あわせ(併せ)」というものがあります。同じ作中の仲の良い、繋がりのあるキャラクターのコスプレで集まって写真を撮る、というような意味です。Twitterなどであわせの参加者を募る募集はよく見かけますが、参加条件として「地毛禁止」「カラコン必須」みたいなのがあります。要するに、コスプレに一定レベル以上の質を求めている、という意思表示です。

ウィッグやカラコンはどれがキャラクターに近い色なのか悩むレイヤーのツイートもよく見かけます。そのくらい色はコスプレで大切にされています。では肌の色はどうか。

黒いキャラはそもそも少ないので見たことはありませんが、褐色の場合は塗る方は多くはありませんが少なくもありません。コスプレ用のボディファンデーションというものが販売されてるので、それを使う事が多いようです。ヒートテックみたいなタイツをキャラクターの肌の色に近いものを使って表現することもあります。ウテナのコスプレは肌の色を再現する割合が高い印象があります。

白はどうかというと、以前ワンデーブライトナーという商品が話題になりました。ファンデーションのようなものだと思いますが、肌を明るめにする程度でガッツリと白くするのは見たことがありません。

ワンデーブライトナー 120ml

ワンデーブライトナー 120ml

というような状況。エディーマーフィーのコスプレであっても東洋人が肌の色を変えたコスプレはいけない、と言われるとモヤモヤします。

一方、海外のコスプレはどうなのかというと、肌の色を変えるようなものは見たことがありません。海外のコスプレ状況はネットで見るだけなので、実際のところはよくわかりませんが。白人や黒人がアジア人っぽい肌の色にしている写真は見たことがありません。

カラコンどころかウィッグすら使わない人もいるようなので、コスプレでキャラに少しでも近づける意識が日本とは差が、考え方がまるで違うのかもしれません。肌に何か塗って色を変えることが即差別になる、という意識がしっかりしているからウィッグで髪の毛の色を変えるのもはばかるのかもしれません。

褐色キャラも多いFGOはコスプレ界隈でも盛り上がっていますが、ボディファンデーションで色を付けることが差別だと批判されるようになるのでしょうか。ダメだというのは簡単ですが、明確な線を引けないのは無責任のようにも思えます。

コスプレでもダメ、ならば絵はどうでしょう?2次元から3次元のコスプレがダメなのであれば、その逆の絵もダメでしょうか。黒人以外が描いた黒人に差別の意図を含むものが1つもなかった、ということは考えられないので歴史、文脈を考えると黒人以外が黒人の絵を書くこともダメ、という可能性はかなり高いのでは?

www.huffingtonpost.jp

アニメに寒い描写がある原因

anond.hatelabo.jp

アニメの寒い描写がきつい、これはわかります。寒いのは描写というよりは演出だと思います。言いたいことと思われるものを私なりに解釈します。

寒い描写というのは、テンプレな描写だと思います。どうしてテンプレ化するのかというと、お約束の演出は作品を成功させるために必要だから。オタク趣味は続けるほどどうしてもハイコンテクストになるのでコメディ的なものがウケるため、お約束が必要というか現物の安牌を切る感覚なんでしょう。FGOの成功の要因の一つに隠そうとしないテンプレにあると考えています。

一定数に確実に受ける要素にテンプレがある。SHIROBAKOやハケンアニメでもその辺の事情が描かれています。

ご存知の通り、現在制作されるアニメのほぼ全てが製作委員会方式で、様々な出資者がそれぞれの立場で成功のパターンをアニメ12話に詰め込むことが必要になり、その結果として最大公約数となるのが増田が寒いと感じる描写なんでしょう。最大公約数なのでアニメ、ラノベ、漫画でよく見られると感じ、よく見られるので寒く感じるのではないでしょうか。

外国、特にアニメ産業が盛り上がってきた中国から見て日本のアニメはどれも似たようなものという指摘には同意する意見が多いようです。これは日本のアニメにありがちなテンプレ設定、展開はよくないと感じている現れでしょう。一方で、セールス的にはテンプレは突出した成功は難しいかもしれないけれど失敗しても傷は浅いようです。

出資側は一か八かの年率100%でよりも堅実に10%で十分でしょう。1クールで百人以上、1億円以上が関わるアニメで食べ続けるには確実にペイ出来るものを作るのは当たり前です。不確実な作家性の高いものではなく確実に回収が見込める無難なものばかりになるのは当然の帰結でしょう。

そうであれば、寒い描写の責任はそれをありがたがるユーザー側にあります。でも最近は国内よりも海外展開を重視しているそうなので、寒いテンプレ描写は減少していくかもしれません。

ハケンアニメ! (マガジンハウス文庫)

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