360万パワー

1977年生まれ

鈴木達郎の撮影について

公の場を歩いている人を撮影することは問題ない。 もし、問題があるのであれば防犯カメラは全て撤去することになる。 ただし、カメラの高さは争点になり得るが鈴木はアイレベルなのでこの点でも問題はない。 (グーグルがストリートビューを撮影し直した件を検索してください) 問題になるのは撮影の時点ではなく、発表の時点。 いわゆる肖像権を侵害するのは撮影の時点ではなく発表してから。 肖像権はパブリシティ権プライバシー権、人格権などの総称で、鈴木の場合、撮影時に嫌がらせのようにカメラを向けてその反応を撮っているため人格権の侵害は十分焦点になり得る。 一方で、鈴木はそれを表現の自由だと叫ぶことも出来る。 しかし表現の自由だとしても人格権の侵害から逃れるものではない。これは柳美里の件でも確定していると言える。 他者の権利を侵した表現であれば、相応の対応が必要になる。 擁護している者は鈴木にはその覚悟があると考えているのだろうけれど、現状で炎上後の鈴木は逃げている。 これは「仮に他者の権利を侵してでも表現がしたい」ではなく、「他者の権利を侵しているかもしれないだろうけど、どうせ裁判にはならないだろう」という態度に見える。 つまり、他者の権利については尊重せず存在しないものと考えているように思える。 炎上当初、鈴木は名前が売れてほくそ笑んでいるのかもしれないと思ったが、そうじゃない。 ストリートスナップと表現について語るだろうと予想したが、それもない。

肖像権時代の最新スナップ撮影術 (アサヒオリジナル)

肖像権時代の最新スナップ撮影術 (アサヒオリジナル)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2019/11/28
  • メディア: ムック